2008年12月27日土曜日

SambaのUSERSHARE機能

$ net usershare add
を実行すると、smb.confのusershare pathに指定したディレクトリに
# cat sharename

#VERSION 2
path=/home/yasuma
comment=
usershare_acl=S-1-1-0:R
guest_ok=n

のような設定ファイルが作成され、共有が利用可能になる。

2008年12月26日金曜日

Samba 3.2.6 + Quotaの続き3

結局、少し修正されたパッチが3.x系のブランチに適用された。
このパッチが有効になるのはstrict allocate = yesのときのみ。

http://gitweb.samba.org/?p=samba.git;a=commit;h=5184baa9591640c7fac4574bad6c15f5c7302a87



2008年12月25日木曜日

2008年12月22日月曜日

Samba 3.2 + Quotaの続き

strict allocate = yes
を設定すれば解決した。
パケット見比べてパッチまで作成したのに...。

まあパッチを作ったから気づいたという噂もあるので仕方ない。


2008年12月20日土曜日

Samba 3.2にXPから容量越えのファイルをコピー

Windows XPからSambaにQuota上限 or ディスクの空き容量を越えたサイズのファイルをコピーすると、コピーが開始されて、実際にディスクの空きがなくなった時点でエラーになる。

これは昔のSambaからの仕様らしいが、Vistaからコピーすると、コピー前にエラーとなってくれるので、不要なコピー処理が発生しない。
しかも、Windowsサーバー相手だと、XPからのコピーでもきちんと拒否してくれるので、どうもSambaのバグっぽい。

ということで、またもやwiresharkでパケットをダンプして比較調査中だけれども、どうやらSMB Trans2のSETPATHINFO(Level FILE_END_OF_FILE_INFORMATION)に対して、ディスクFULLのエラーを返せずに、コピーが始まってしまうっぽい。

ここまでくると、後は正しい実装を調べるべく、またもやMSDNのドキュメントを。
http://download.microsoft.com/download/a/e/6/ae6e4142-aa58-45c6-8dcf-a657e5900cd3/[MS-FSCC].pdf
これの2.4.13が該当のパケットの処理っぽいので、忘れないように備忘録として記録しておく。


2008年12月18日木曜日

Ubuntu 8.04で印刷

最近、OpenOfficeで社内のレーザープリンターに印刷をすると、どうもフォントがかっこ悪い??
ということで原因は特定できなかったけど、とりあえずIPAフォントをインストールしたら直った。
以前はそんなことなかった気がするんだけどなぁ。


http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja/intrepid-non-free/ttf-ipafont_00203-1ubuntu0ja1_all.deb


# dpkg -i ttf-ipafont_00203-1ubuntu0ja1_all.deb



2008年12月9日火曜日

PHPでsuidビットの状態を知る

PHPだとIS_SUIDのようなマクロも無いようので、suidビットの調べ方を探したところ、ここがわかりやすかった。
http://www.askapache.com/security/chmod-stat.html

単純化するとこんな感じ。

$statbuf = stat($filename);
$w=$statbuf['mode'];
if ($w&0x0800){
suidビットON
} else {
suidビット OFF
}



samba 3.2.4 + socket address

smb.confに"socket address = "という設定を指定しているとnmbdが起動しない問題に遭遇。

https://bugzilla.samba.org/show_bug.cgi?id=5944
samba 3.2/3.3ともパッチが適用されたので、3.2.6/3.3.0からは修正済みとなる予定。


2008年12月3日水曜日

OpenLDAP 2.4.13 + Samba4

OpenLDAP 2.4.13でdereference control機能というのがサポートされた。

これは、
https://www.redhat.com/archives/fedora-directory-devel/2008-October/msg00003.html
での議論が元になっているようだけど、LDAPからエントリを取り出すときに、必要な属性をまとめて扱えるようにするための機能みたいだ。
OpenLDAPのmemberOfモジュールでも同じような機能はあるけど、DNの形式のエントリしか扱えないようなので、Sambaで利用するSIDなどもまとめて扱うことができる機能として実装されたみたい。