2012年2月26日日曜日

winexeの返値

winexeを使って、Windows上のコマンドを実行する場合、CMD /Cを使うと、Windows上で実行したスクリプトの返値を受け取ることができる。

$ winexe -U DOMAIN\Administrator --system //192.168.0.1 CMD /C C:\script\test1

test1.batの内容が次のようなものであればexitに指定した返値をwinexeのコマンドの返値として受け取ることができる。
echo test1
exit 3
この場合、コマンドが正常終了するとwinexeの返値は3。




2012年2月23日木曜日

Google Appsの更新

1年に1回、Google Appsのライセンス料の支払いがやってきて、アカウント数に応じて料金が決まる。

しかし、アカウント数を減らしたいときは注意が必要。

デフォルトの設定だと、「すべてのライセンスを更新」になっていて、現在支払い済みのアカウント数で自動更新されてしまう。

ユーザーを削除して、減らしたアカウント数で更新したい場合は、
「ドメインの設定」の「支払い情報」で、「すべてのユーザーを自動更新する」に
切り替えておかないと、契約済みのアカウント数のまま自動更新されるので注意。

2012年2月22日水曜日

winexeで外部サーバーの共有にアクセス

Linuxなどでwinexeコマンドを使うと、Windowsサーバー上でコマンドを実行することができます。

$ winexe -U 'DOMAIN\Administrator%password' //servername

このとき、Windowsサーバー側で別サーバーのNASなどの共有をX:などにマッピングしていても、そのままではwinexe経由ではX:ドライブは見えません。

winexe経由で外部サーバーの共有を使いたい場合、winexeのコマンドの中でnet useを使って共有をドライブに割り当てる必要があります。

例えば、ファイルサーバー 192.168.0.100の共有 shareを利用したい場合、次のようなファイル(share.bat)を用意します。
net use X: \\192.168.0.100\share
X:
dir X:
exit
このコマンドをwinexe経由で実行したい場合、次のようにコマンドを実行します。

$ cat share.bat | winexe -U 'DOMAIN\Administrator%password' --runas='DOMAIN\Administrator%password' //servername cmd

このようにして、winexeを使って、Windows上で外部ファイルサーバーなどの共有にアクセスするコマンドを実行することが可能です。